夏になるとおしりが痒くなって来院する患者さんが増えてきます。
基本的にはあせものような状態が起きていたり、便によりとても小さな傷ができることによりむずむずとかゆくなることがあります。異常にかゆいということもないため、自然治癒に任せる場合がありますが、もしもかゆみに合わせて血が出ている場合はご来院ください。
おしりがかゆくてクリニックに行くなんて・・・と思いますよね。それはもっともだと思います。普通にかぶれているだけだったり、自然になおっていくかゆみも多いのですが、中にはがんのサインだということも注意をしていただきたいポイントです。
怖がらせたいわけではないのですが、痛みや出血が無い場合こそがんである可能性が隠れていることがあるのです。
がんは自覚症状がない、と良く耳にしていると思いますがそれは事実です。
もしかゆみがずっとおさまらない、出血もあるという場合は放っておかずにぜひご来院くださいね。
おしりの皮膚にできる湿疹はごく小さな傷や暑さによるムレなどから起こります。
肛門周辺がかゆくなる原因は便による刺激です。
どちらも体温が変化する就寝時などにかゆみが強くなることもあります。
かゆいおしりはまず優しく洗浄を行います。その後、刺激を与えないようにそっと拭いて、最後に湿疹用の軟膏をつけるようにしましょう。 かゆいからといって無理にひっかくとかゆみが悪化して痛みを感じこともありますので注意しましょう。普段露出していない部分の肌はとてもデリケートですので、あまり負担をかけないようにしましょう。
また肛門のかゆみが続く場合、2〜3日してもかゆみがおさまらない場合は別の病気の可能性がありますので、一度ご来院ください。
埼玉県三郷市 新三郷から徒歩3分のレッツ大腸肛門クリニックです。苦痛の少ない鼻からの胃カメラ検査(胃内視鏡検査)や炭酸ガスを使用した負担の少ない大腸内視鏡検査、カプセル内視鏡検査を行っております。